体操ロシア選手「同じことする」 W杯で「Z」マーク

 ロシアで勝利を意味するとされる「Z」マークをユニホームにつけて体操の種目別ワールドカップ(W杯)に出場したロシア男子のイワン・クリアクが8日、ロシアのテレビ局に「もう一度チャンスがあれば同じことをするだろう」と語った。ロイター通信が報じた。

 クリアクはW杯(ドーハ)の平行棒で3位に入り、優勝したウクライナ選手と表彰台に並んで立った際、ロシア軍の戦車にも描かれている「Z」の文字を白いテープでつくり、胸のエンブレムを隠した。国際体操連盟(FIG)は6日、懲戒手続き開始を体操倫理財団に求めると発表した。クリアクは「自分の立場を示しただけだ」と話した。(共同)

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