パラアルペンスキーのスーパー複合は女子座位で村岡桃佳（トヨタ自動車）が銀メダルを獲得した。前半のスーパー大回転で首位に立ったものの、後半の回転でフォルスター（ドイツ）に逆転され、滑降、スーパー大回転に続く今大会３個目の金メダルは逃した。自身通算８度目の表彰台。田中佳子（Ｔポイント・ジャパン）は４位。

　男子座位は鈴木猛史（ＫＹＢ）が５位に入った。今大会銅メダル２個で前半２位の森井大輝（トヨタ自動車）と狩野亮（マルハン）は回転で途中棄権。藤原哲（コロンビアスポーツウェアジャパン）はスーパー大回転で途中棄権した。

　村岡桃佳の話　昨日（６日）のスーパー大回転は悔しさが残るレースだったので、悔しさを晴らせるような滑りをしようと心に決めていた。そこに関しては満足のいく滑りができた。回転は（高速系種目のコースと）雪の硬さの質が違ったので、体やスキーの調整がうまくできなかったのが負けた原因。（共同）