英乃海関は1場所出場停止処分 賭博に関与、紫雷関はけん責

 日本相撲協会は27日、東京都墨田区の両国国技館で定例理事会を開き、賭博容疑で埼玉県警に書類送検された大相撲の木瀬部屋の2力士について、幕内英乃海関(32)=本名岩崎拓也、東京都出身=に1場所出場停止と2カ月の報酬減額20%の処分、十両紫雷関(30)=本名芝匠、東京都出身=にけん責処分を科すと発表した。

 昨年12月に違法賭博関与の疑いが発覚、両力士は師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)の判断で今月の初場所を全休。場所前の案件という理由で、英乃海関の出場停止場所は初場所が対象となった。紫雷関とともに春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)には出場できる。

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