朝阪神が序二段V 大ファンの阪神も「優勝して欲しい」

川村(左)を下し序二段優勝した朝阪神=両国国技館(撮影・開出牧)
川村(右)を破り序二段優勝を決めた朝阪神=両国国技館(撮影・佐々木彰尚)
川村(下)を破り序二段優勝を決めた朝阪神=両国国技館(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲初場所・13日目」(21日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段27枚目の朝阪神(21)=高砂=が7戦全勝で序二段優勝を飾った。6戦全勝同士で迎えた川村(鳴戸)との一番で、立ち合いからのど輪で押し込み、最後は後ろを向かせて送り倒した。

 大阪府泉大津市出身で、2016年春場所で初土俵。初めての各段優勝に「何とか勝てました。どうしたんですかね今場所」と笑いつつ「部屋でも『これで負けたら面白くないぞ』と言われていた。勝ててよかった」と喜んだ。

 昨年の成績は21勝21敗。もどかしい状況が続いたが、今場所は「去年は勝ち急いで前に出てダメだったけど、今年はよく見て当たれてるかな」と、落ち着いて前に出る相撲で快進撃を見せた。寅年最初の場所で「今年の始まりとしてはいいかなと。やっと結果を出したかな」という最高のスタート。春場所は三段目で地元にがい旋することが確実となり「今年は三段目に定着したい」と目標を掲げた。

 幼少期からプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所に朝塩本から改名した。今年の阪神では自身と同年代の及川や井上、また藤浪の復活に期待。「優勝はファンは全員してほしいと思ってます。最低Aクラスになってほしいです」と、17年ぶりVを目指す猛虎の好成績を願った。

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