ジョコビッチ全豪出場は不透明 初戦の相手決まるもビザ再び取り消し?
オーストラリアのモリソン首相は13日、ノバク・ジョコビッチ(34)の査証(ビザ)を政府が再び取り消すかどうかについて「ホーク移民相にはそれを実行する権限がある」と述べた上で、対応に関する具体的なコメントは避けた。キャンベラで記者団の質問に答えた。
17日開幕の全豪オープンの主催者は組み合わせを発表。初戦の相手は同じセルビアのケツマノビッチに決まった。しかしジョコビッチが出場できるかどうかは依然不透明だ。
ジョコビッチは、事前にオーストラリア政府から査証を発給された上で5日夜にメルボルンの空港に到着している。これに関連し、モリソン氏は「『査証発給』と『入国条件』を混同すべきではない。到着後にどうなるかは(新型コロナウイルスワクチンの)接種状況にも左右される」と主張した。