後頭部強打の宇良 SNS上では安全対策願う声 「医務室に直行させないと」

 正代の押し出しで背中から落ちる宇良(左)=撮影・中島達哉
 正代(左)が押し出しで宇良を破る
 正代に敗れた宇良(撮影・堀内翔)
3枚

 「大相撲初場所・2日目」(10日、両国国技館)

 前頭二枚目の宇良(木瀬)が土俵下で頭を打つアクシデントに見舞われた。大関正代(時津風)に押し出しで敗戦。その際、土俵から落下して後頭部を打ち付けたことを受け、ツイッター上では安全対策の強化を願う声もみられた。

 取組後に再び土俵へ上がった宇良は、足もとがふらついて礼を合わせられない状態。ツイッター上では、フラフラになりながら礼をする姿に称賛の声が上がった一方で、「土俵に戻るのを止める人は何故いないの」「医務室に直行させないと」「後頭部から落ちて、しばらく動かない人を土俵上まで歩かせるのは…」などと“安静にすべきだった”という声もみられた。

 さらには「土俵下にマットを敷けないものか?」「衝撃を和らげるものを敷き詰めたり等々の対策、あと土俵際での対応法とかも本気で早く考えてほしい」など、事故を未然に防ぐ対策を願う声も上がった。

 なお、宇良はその後、呼び出しに支えられて土俵下へ。支えられながら花道を引き揚げると、最後は車いすで運ばれた。

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