浦安 新加入FBイズラエル・フォラウの活躍で10季ぶり神戸を撃破!

 「ラグビー・リーグワン、神戸23-24浦安」(8日、神戸ユニバー記念競技場)

 トップリーグから新たに生まれ変わって開幕し、1部の3試合が行われた。A組は浦安が24-23で白星発進。前身のNTTコミュニケーションズが2011-12年シーズンに神戸製鋼を破って以来、10季ぶりに神戸に勝利した。B組は東京SGがBL東京に60-46で快勝。開幕直前に所属の外国出身選手がコカイン所持で逮捕された東葛は、横浜に12-33で敗れた。当初、開幕戦として7日に予定されていたA組の東京ベイ-埼玉は、埼玉に新型コロナウイルスの陽性者が出た影響で中止となった。

 新リーグの白星第1号は、神戸から10シーズンぶりとなる浦安の金星だった。開幕試合だった7日の東京ベイ-埼玉がコロナ禍で中止になったため事実上の開幕戦で、新加入のFBイズラエル・フォラウ(32)の2トライなどで接戦を制した。トップリーグ11-12年シーズン以来の勝利を、ロブ・ペニー監督(57)は「クロスゲームの一瞬一瞬でファイトを見せてくれた」と満足げに振り返った。

 デビュー戦でいきなり本領を発揮したのが、オーストラリア代表73キャップを誇るフォラウだ。開始3分に先制トライを許して0-7とされた前半12分、194センチの体を伸ばして左中間にトライ。反撃ののろしを上げた。

 17-18の後半36分には、SOオテレ・ブラック(26)がキックしたハイボールをキャッチしてゴールエリアに押さえ込む逆転トライ。「前のフェーズでFWが頑張ってくれたのがキックにつながった」と新たな仲間に感謝した。

 今年3季ぶりにチームに復帰したペニー監督は、勝利を「喜ばしい限り」と言いながらも、新リーグの今後は「かなり拮抗(きっこう)した戦いが予想される」と神妙な表情。激戦の船出に「リーグワンは競争率が高いと物語っている」と確信していた。

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