加藤条治 スピードスケート五輪代表選考会前日に追突事故被害、けがなし

 スピードスケートの北京五輪代表選考会が29日、長野市エムウェーブで開幕する。10年バンクーバー五輪男子500メートル銅メダルで5大会連続出場を目指す加藤条治(36)=博慈会=は28日、会場での公式練習に向け自動車を運転していた際、長野市内で追突事故に遭った。関係者によるとけがはないという。

 事故後も練習参加を目指したが、事後処理などで時間内に会場へ到着できず練習はキャンセル。最終調整を前に、思わぬアクシデントに見舞われた。

 加藤が五輪出場を目指す男子500メートルは3枠。うち2枠は新浜立也(高崎健康福祉大職)、森重航(専大)の代表入りが確実で、残る1枠を国内最高記録を持つ村上右磨(高堂建設)、松井大和(シリウス)らと争う。

 10月の距離別選手権では7位だったが「1本に懸ける。1発、どれくらい力を出せるか。スケーティング技術を修正できれば(五輪の)チャンスはある」とも話していた。計画通りとはいかなかったが、夢舞台へのラストチャンス。蓄えてきた「1発」を出し切る。

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