陸上女子長距離で五輪に4大会連続出場した福士加代子(39)が22日、来年1月で現役を引退する意向を明らかにした。1月16日の全国都道府県対抗女子駅伝を走った後、30日の大阪ハーフマラソンを最後に第一線を退く。所属するワコールのホームページで発表した。
福士は青森県出身。長く日本の女子長距離界の第一人者として活躍し、五輪は2004年アテネから北京、ロンドンと3大会連続でトラック種目に出場。16年リオデジャネイロ五輪ではマラソンを走り、14位だった。13年世界選手権のマラソンでは3位に入った。
福士は「あと二つのレースを、全力で楽しんで走りたい」と記した。