五輪3000M障害7位の順大・三浦龍司が箱根1区再挑戦「駅伝で殻を破りたい」

 来年1月2、3日に行われる第98回箱根駅伝に出場する順大が14日、オンラインで取材に応じ、東京五輪の陸上男子3000メートル障害で7位に入賞した三浦龍司(2年)は「ロード、駅伝で自分の殻を破りたい」と意気込みを語った。

 1年生だった前回大会は1区で出走。直前に足を痛めていたこともあって、区間10位に終わり「集団が一気に動いたタイミングで全く反応できなかったので、練習できなかった面が出たのかなと思ったし、持っていた実力、走力が劣っていた」。ただ、「去年1年を振り返っても成長できているので、気持ちの面でもコンディショニングでもうまくいっている。大会でどうなるか楽しみ。個人の希望は1区で、再チャレンジの気持ちで臨みたい」と語る。

 今夏の東京五輪では3000メートル障害で日本史上最高となる7位入賞を果たし、「大会に向けてだったり過程でのメンタル面で余裕を持つことができるというのはあの大会を踏んでから一つの武器になった」。大舞台で活躍する三浦の姿に、牧瀬圭斗主将(4年)は「すごいなというのがあったけど、三浦だけに全部もっていかれちゃまずいというか、負けたくない思いを一人一人が出してきて夏合宿良い雰囲気で取り組めた」とチーム全体が刺激を受けたことを明かす。

 11月の全日本大学駅伝ではチームは3位の成績を残し、2区で区間賞を獲得した三浦は「全日本からうまく手応えも得られている」と箱根駅伝本番に向けて自信を漂わせる。「スタミナだったり20キロの距離に合わせての足作りを強化しているので、残りの20日間でうまく調整できれば区間賞を狙えるんじゃないかなと思っている。前回大会の1区のリベンジをしたい」と力を込めた。

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