友野一希が首位発進!SP自己ベスト95・81点「100点近い点数も」今季世界7位

演技する友野一希(ロイター=共同)
演技する友野一希(ISU提供・ゲッティ=共同)
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 「フィギュアスケート・ロシア杯」(26日、ソチ)

 男子SP(ショートプログラム)が行われ、友野一希(23)=セントラルスポーツ=が自己ベストを更新する95・81点をマーク。首位発進を決めた。

 冒頭、4回転トーループから3回転トーループの連続ジャンプを着氷。4回転サルコー、ジャンプ最後のトリプルアクセルも着氷させた。

 友野のSP自己ベストは、昨年の四大陸選手権で出した88・22点だった。また、今季世界7位の高水準で、日本歴代では4位のSP得点となっている。

 友野は取材に「あまりいい練習ができていなくて、直前まで悪いイメージ、不安の方が勝っていたけど、その不安も客観的に見て、落ち着いていた。最後の最後は、たくさん練習をやってきたことが自信になった。練習が成果として試合に出たのかなと思う」と振り返った。自己ベストというスコアには「これからもっといいプログラムができれば、100点近い点数も望めるのではないかと今回感じられた。可能性の見える自己ベストだった」と手応えをつかんだ様子だった。

 田中刑事は76・69点で10位だった。

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