競泳の東京五輪代表、池江璃花子(ルネサンス)が20日、東京都豊島区の東京スイミングセンターで行われた競技会の女子50メートル背泳ぎを29秒37で制し、今年の実戦を締めくくった。「(4月の日本選手権4冠で)本当にいい形で始まったが、中途半端な形で夏を終えた。悔しい気持ちもある」と総括した。
白血病から復活して挑んだ東京五輪はリレー種目のみに出場、好タイムを出せなかった。コロナの影響もあって個人練習が多くなり「周りに誰もいない中で練習するのがすごくつらかった」という。今後へ「練習を頑張るしかないなと改めて思った。来年へ向けて泳いで頑張るだけ」と決意を示した。