池江璃花子 年内ラストをトップ締め 今年印象的シーンは「伊藤選手と水谷選手」の金
「競泳・東京スイミングセンター優秀選手招待大会」(20日、東京スイミングセンター)
女子50メートル背泳ぎ決勝が行われ、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(21)=ルネサンス=が、29秒37で1位だった。
年内最後のレースはトップで締めた。50メートル背泳ぎに出場したのは、「特に意図はないけど、ずっと出てなかったので(出た)」と説明。今年を「一文字では表せない、充実した一年」と振り返り、「いい形で始まったけど、中途半端な形で夏を終えてしまって悔しい気持ちもある。これから来年の世界水泳やパリに向けて頑張るだけだと思う」と、改めて気を引き締めた。
池江にとって、今年最も印象的だったスポーツの場面は「卓球の美誠ちゃん、伊藤選手と水谷選手が(東京五輪の)混合ダブルスで金メダルを獲って抱き合ってるシーン」という。「すごい喜んでるから印象的だった」と、同級生の伊藤の活躍をうれしそうに話した。