「競泳・日本短水路選手権」（１６日、東京辰巳国際水泳場）

　女子５０メートル自由形決勝が行われ、白血病からの完全復活を目指す東京五輪代表の池江璃花子（２１）＝ルネサンス＝は２４秒５７で３位だった。

　この日は３種目に出場し、１００メートル個人メドレーは５９秒１９で４位、５０メートルバタフライは２５秒６３で５位。計６本のレースを終え、「体もきつかったけど、最後３番には入れて良かった。強化の一環として出ようと思った。１レースは棄権しても良いかなと思ったけど、強化という意味では棄権したら意味が無い」と泳ぎ切った。

　先週は長水路で行われた日本学生選手権に出場。２週連続のレースとなり、「先週の疲労もあると思う」としたが、「復帰して１年ちょっとしか経っていないのにここまで泳げたのは成長している部分だと思う。悪いところばかり探さないようにしたい」と話した。

　１７日は１００メートル自由形と１００メートルバタフライに出場する。