宇良、高安を足取りで倒し5勝目 元大関撃破も「一番一番で一喜一憂しないように」
「大相撲九州場所・6日目」(19日、福岡国際センター)
東前頭7枚目、人気業師の宇良(29)=木瀬=が元大関の高安(田子ノ浦)を足取りで破り、5勝目(1敗)を挙げた。手を伸ばされ、距離を取られたが冷静。隙を逃さず相手の右足を取って抱えると、巨漢を豪快に土俵に転がした。
白星の挙がる要因には「別に好調と思っていない。(好調と感じるのは)千秋楽の結果が良ければ」と、気は一切緩めない。
高安と初対戦の前回は2017年名古屋場所で相手が大関時代。足取り、とったりと猛攻。助走を付けて体当たりなど仕掛けたが、最後は首投げでねじ伏せられた。
4年ぶり再戦に「相撲内容というよりけがをしたので。あそこから(右)膝をけがしたので」と振り返る。その後、右膝は2度の手術をすることになり、宇良にとっては忘れられない高安戦だった。
大きな1勝にもなるが「一番一番で一喜一憂しないようにやっている。変わらず頑張っていく」と気を引き締めた。
宇良は2度の右膝手術を乗り越え、2019年九州場所、西序二段106枚目で復帰。今年名古屋場所で21場所ぶり幕内に返り咲いた。先場所は初の結びで横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)に善戦するなど大いに土俵を沸かせた。今場所、再起した九州の地に2年ぶり幕内として戻ってきた。


