ラグビー日本代表FLリーチ「大きな勝利」 ペナルティ多発は反省

リーチ・マイケル
日本-ポルトガル 前半、トライを決め喜ぶフィフィタ(右)=コインブラ(共同)
後半、競り合う山中(左)=コインブラ(共同)
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 「ラグビー・テストマッチ、ポルトガル25-38日本」(13日、コインブラ)

 日本がポルトガルとの接戦を制した。代表選では19年W杯1次リーグでのスコットランド戦以来、2年ぶりの勝利。テストマッチの連敗を4で止めた。

 世界ランキングは日本が10位でポルトガルが19位、格下に苦戦した。負傷から先発で復帰したフランカーのリーチ・マイケル(BL東京)は気持ちの入ったタックルを見せるなど再び定位置を奪うため必死のプレー。ただ、後半開始から3分までに連続で反則を取られ、イエローカードにより一時退場となった。

 チーム全体としても反則が多く、リーチは「防げたペナルティが何個かあった。レビューで見直さないといけない」と振り返った。反則の多さは敗れた10月のオーストラリア戦、6日のアイルランド戦でも課題となっていたが、この試合でも改善はされなかった。

 それでも、接戦から収穫はあった。「タイトな試合は久々でチームとして成長できたなと思った。全員が厳しい時間帯で何をしないといけないか理解してプレーできたと思います。それは良かった」と話した。

 辛勝でもテストマッチの連敗を4で止めた。「日本代表にとって大きな勝利。チームとしてまだまだ成長の波に乗っているので、スコットランド戦にいい準備して勝って帰りたいと思います」と欧州遠征の最終戦へ目を向けた。

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