宮原知子「少しずつ自分らしいスケートができるように」首位と2・67点差4位発進

女子SP 演技する宮原知子=トリノ(共同)
女子SPの演技を終えた宮原知子=トリノ(共同)
 女子SPで演技する宮原知子=トリノ(共同)
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 「フィギュアスケート・GPシリーズ第3戦」(5日、トリノ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、宮原知子(23)=木下グループ=は70・85点で4位発進した。

 冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループなど、「小雀に捧げる歌」を優雅に披露。10月のスケートアメリカではジャンプ二ミスが出て66・36点だっただけに、大きく得点を伸ばし、首位とは2・67点差の好位置につけた。

 それでも「70点は想像した以上の点数ですごくうれしいけど、自分が感じたプログラムの出来としては、あまりスケートアメリカに比べて進歩がない…とはいいたくないけど、もう少ししっかりジャンプを跳べたらというのがあった」と首をかしげて話した宮原。「少しずつ自分らしいスケートが本番でできるようになってきて、少しずつ手応えは得られるようになってきた」と振り返った。

 首位発進は73・52点のヘンドリックス(ベルギー)。三原舞依(シスメックス)が70・46点で5位につけた。女子フリーは6日に行われる。

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