新体操・喜田純鈴 執念の演技「やりきれた達成感がある」

 「新体操・世界選手権」(30日、西日本総合展示場)

 個人総合決勝が行われ、ともに東京五輪代表の喜田純鈴(20)=エンジェルRG・カガワ日中=がリボンで手具の落下があったものの4種目合計96・450点で8位に入り、大岩千未来(イオン)は93・400点で13位だった。東京五輪銀メダルのジーナ・アベリナ(RGF=ロシア連盟)が108・400点で4連覇し、個人種目別のフープ、ボール、クラブと国別対抗を合わせて5冠に輝いた。

 最終種目のフープを終えると喜田は小さくガッツポーズを作った。初の8位入賞へミスが許されない場面で、開脚姿勢での連続ジャンプをしながら手具操作、しなやかなターンを決めた。予選より1・150点上回る執念の演技に「やりきれた達成感がある」。日本勢では17年大会5位の皆川夏穂以来の好成績。24年パリ五輪を目指すかは明言を避けたが「たくさんの方に愛される選手になっていけたら」と思いを口にした。

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