世界ユース兄弟金メダルの堤駿斗、麗斗がともに世界選手権へ

 アマチュアボクシング男子の世界選手権(24日開幕、ベオグラード)に出場する日本代表10選手が20日、オンラインで記者会見した。ともに世界ユースで金メダルを獲得したフェザー級の堤麗斗(19)、ライト級の堤駿斗(22)=いずれも東洋大=の兄弟がともに出場する初の国際大会へ抱負を語った。

 新型コロナウイルスの影響で世界最終予選が中止になり、東京五輪への道が断たれた堤駿は「すぐに切り替えて、目の前の戦いに集中してきた。五輪はすごくおもしろくていい刺激になった」と世界選手権に一直線に進んできた。初めて兄弟で出場する国際大会を目指し「一緒に海外選手の対策を行ってきた。いい準備ができた」と自信を見せた。

 また、シニアでは初の国際大会となる麗斗は「1試合1試合大事にしっかり勝っていきたい。お互いに勝ち上がって刺激を与えあえればいい」と共闘を宣言。「兄にユースとの違いを聞いて学んだことをしっかり生かしていきたい」と話した。

 今大会は金メダル10万ドル(約1140万円)、銀メダル5万ドル、銅メダル2万5000ドルの賞金がかかっている。

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