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柔道・鈴木桂治新監督、いびき改善指令?重量級復活へ「睡眠とってるようで疲れが…」

全柔連の強化委員会幹部記者会見に臨む男子新監督の鈴木桂治氏(代表撮影)
写真説明 :全日本柔道連盟の強化委員会幹部記者会見に臨む男子新監督の鈴木桂治氏(代表撮影)=2021年9月28日、東京都文京区・講道館新館
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 全日本柔道連盟(全柔連)は28日、理事会を開催し、退任する男子代表の井上康生監督(43)の後任に、アテネ五輪100キロ超級金メダルの鈴木桂治氏(41)の選任を決めた。鈴木氏は都内で会見し、24年パリ五輪に向けては、08年北京五輪の石井慧を最後に金メダルから遠ざかっている100キロ超級の復活を宣言。「この2大会(リオ、東京)は金メダルを獲得できなかったが、私が監督になってからも変わらず最重量級での金メダルを最大の目標に掲げていきたい」と決意を示した。

 鈴木氏は東京五輪までの強化体制を踏襲する方針を示した上で、「井上監督体制になってからの9年間で大きく変化した部分はコンディショニング。体づくり、栄養の面で選手への意識づけ徹底してきた」と分析。その上で、自身が指揮を執るにあたってはコンディショニングの発展として、疲労回復のセルフケアやメンタルトレーニングにも力を入れる考えを明かし、「試合当日にどれだけ最高潮の精神状態に持っていけるか、選手の内面的な強化は重視してやっていきたい。日本代表で技術は間違いなく持っているので、それをいかに出し切れるかがカギになる」と強調した。

 監督就任会見としては異例の、いびきの改善にも言及した。セルフケアの一例として挙げたのは睡眠の重要性で、「選手は休んでいるようで休んでなかったり、睡眠を多く取っているようでも体に疲れが残っているとか、各競技で耳にする」。特に重量級は体が大きいだけに「無呼吸症候群や、いびきを抱えている選手もいる。自分でできるコンディションづくりで、内面的な疲れを取ることを積極的に自分自身でやっていってほしい」と、日頃の睡眠の質を上げることも課題の一つに挙げた。

 鈴木氏は井上監督が就任した12年秋から重量級コーチを担当。リオデジャネイロ五輪100キロ超級の原沢久喜を銀メダル、東京五輪100キロ級のウルフ・アロンを金メダルに導いた手腕を評価され、次期監督に抜てきされた。金野潤強化委員長は「鈴木先生自身の特色もぜひ発揮して、さらにパワフルな男子に(なることを)期待したい」と話した。

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