陸上・広中璃梨佳、1500Mで7位 五輪後初レースは「ラストもがいた」
2枚
「陸上・全日本実業団対抗選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)
女子1500メートル決勝が行われ、東京五輪の1万メートルで日本勢25年ぶりの7位入賞を果たした広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=は4分21秒03で7位だった。
五輪以来の実戦は、スピード力強化のためにあえて1500メートルに出走。「ラストもがく形になった」と先頭争いには加われず、「悔しさを今後につなげていきたい」と苦笑いだった。
東京五輪では5000メートルで9位、1万メートルで7位だった。「初めての五輪だったのですごく緊張した」と振り返りつつ、「何も分からないからこそがむしゃらについて、世界の選手にもまれながら走れた」と収穫も大きかった。「弱い部分に磨きをかけて頑張りたいなと思いました」と、今後に向けて気合を入れ直していた。