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大栄翔、照止めた!新横綱最初の金星ごっつぁんです 3敗死守で逆転V2諦めない

 「大相撲秋場所・9日目」(20日、両国国技館)

 平幕大栄翔が新横綱照ノ富士から初めての金星を奪った。攻めまくって最後は寄り切り、横綱の無敗街道をストップ。金星は自身3個目。6勝目(3敗)を挙げてV戦線に残った。照ノ富士は初日からの連勝が8で止まった。1敗で単独トップは変わらず。2敗で平幕阿武咲、隠岐の海、妙義龍、遠藤、千代の国の5人が続く。両大関は正代が6勝目、かど番の貴景勝は5勝目を挙げ、白星を先行させた。

 鳴りやまぬ大拍手の中、大栄翔は花道を引き揚げた。快進撃の新横綱に土を付け初金星を奪取。インタビュー室で「本当にうれしい。休まず攻められた」と興奮しきりだった。

 馬力十分、怒とうの攻撃だった。低く、鋭い当たりで照ノ富士を押し込む。下がりを引かれたが、まわしは絶対に与えない。強烈なのど輪でのけ反らせ、左右のハズがトドメ。難攻不落の不沈艦がついに土俵を割った。

 金星を狙っていた。「どんな日でもどんな相手でも勝つと思って臨んでいる。自分の押し相撲で向かっていった。全力で力を出し切った。自分の100パーセントを出すということ」と気迫で負けなかった。

 今年初場所で初優勝し実力は折り紙付き。ただ最近2場所は6勝、5勝と苦しんだ。三役奪還がまずは目標。横綱撃破は「自信になる」と力を込めた。

 昨年4月から日大大学院に進学しリモートで授業を受けている。研究課題は「ファミリービジネス」。相撲部屋の経営など学び将来に生かすつもりだ。来春、卒業見込みで修士論文は「相撲に関連したこと」がテーマ。「学ぶことで考え方も変わる。相撲も何かしら変わっている」と土俵にも相乗効果がある。スポーツの秋に勉学の秋…。現役大学院生力士は文武両道で自身を高めている。

 独走に待ったをかけ、優勝争いも混戦に持ち込む殊勲。大栄翔もトップと2差に縮めV戦線に残った。「内容は悪くない。最後まで集中」。勢い付いた時の爆発力は幕内屈指。逆転V2の望みはあきらめない。

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