男子バレー 日本敗れ準V、中垣内監督退任へ 9月末で満了「きりがいい」

 肩を落とすバレー男子日本代表(撮影・堀内翔)
 決勝で敗れ悔しげな中垣内監督
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 「バレーボール男子・アジア選手権、日本0-3イラン」(19日、千葉ポートアリーナ)

 日本は決勝で前回王者のイランに0-3でストレート負けし、準優勝だった。主将の石川祐希(25)=ミラノ、チーム最年少の高橋藍(20)=日体大=を中心に得点を重ねたが、2大会ぶりとなるアジアの頂点には届かなかった。試合後、中垣内祐一監督(53)が今月末で退任する意向を表明した。

 あと1点が遠かった。第1、第3セットはジュースにもつれる激戦を繰り広げたが、競り負けての準優勝。今季最後の代表戦を終え、中垣内監督は「最後まではらはらさせる見応えのある試合ができた」と振り返った。

 試合終了後には、就任した2017年から東京五輪シーズンまでの総括会見を行い、「今月末で任期満了ということで退任になります」と発表。東京五輪では29年ぶりに8強入り、今大会でも22年世界選手権(ロシア)の出場権を獲得するなど成績は残したが、「この辺できりがいいのではないかと考えました」と明かした。

 今後については未定で、続投の要請があっても受けないという。後任についてはコーチを務めるフランス人のフィリップ・ブラン氏(61)が有力となっている。日本協会の嶋岡会長は「監督推薦会議を立ち上げる準備を今している。10月中旬までには決めていければ」と話した。

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