アイスホッケー女子、北京五輪メダルの鍵は「得点力」世界との差「近づいてきている」

 アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が9日、オンラインで取材に応じた。8月31日まで行われた世界選手権(カナダ・カルガリー)では、目標のベスト4には届かなかったが、過去最高の6位。3日に帰国し現在は自主隔離期間を過ごしている。

 主将の大沢ちほ(29)=ルレオ=は「最初は固さもあったけど、試合を重ねるごとにやりたいプレーができるようになった」とし「2年間、日本代表としての試合はできなかったけど、2年間積み重ねてきたことをしっかり表現できた」と手応え。世界との差は「徐々に近づいてきているのは感じている」といい「最後の最後、勝ち切れなかったときは、点数が取りたいときに取れなかった」と課題を挙げた。

 すでに来年2月の北京五輪出場権は獲得済みで、五輪へ向けた強化に集中できるだけに「準備はしやすい」という。「点数を取れる力を残りの期間でつけていけたら」と自身3度目の五輪を見据えた。

 飯塚祐司監督も「成長を感じられる大会だった」と総括。コロナ禍のため、これまで試合経験を積めなかった不安は残るが「ボディコンタクトは強くなった。体作りはうまくいったと感じている」。メダル獲得へ「得点力を上げないと勝ち切れないと思うので、そこを重点的にやっていきたい」と話した。

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