国枝慎吾 東京での金「人生で1番幸せな日」3年後のパリは「やれない距離感ではない」

 金メダルを手にガッツポーズの国枝慎吾(撮影・金田祐二)
会見する国枝慎吾=東京都内の選手団会見場(撮影・金田祐二)
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 東京パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで2大会ぶり3度目の金メダルを獲得した国枝慎吾(37)=ユニクロ=が一夜明けた5日、都内で会見を行い、「昨日のあの瞬間は僕の人生の中で1番幸せな日であった」と充実感をにじませた。

 今大会は日本選手団の主将を務め、「最初の方でこける訳にはいかない気持ちは当然あって重圧も感じていた」と吐露。それでも、「それを乗り越えることができて、主将として結果で選手団に貢献できて今はすごくホッとしています」と笑顔を見せた。

 全米オープンを控えているため、一息つく間もなく6日には日本を発つが、自分へのご褒美には「今はラーメンが食べたい。しばらくテレビゲームを封印していたので、ちょっと遊びたい気持ちもある」と国枝。今後については「全米オープンをひとまず終えてからそこでもう一度考えたい」としたが、「日頃のツアーや四大大会をメインとしてその延長線上にパリがある。目の前の大会に向けてという方が年齢的にはあっているかなと思うし、あっという間に3年たつんじゃないかなと思うので、やれない距離感ではないかな」と話した。

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