出場停止の朝乃山、大関陥落確定 コロナ対策ガイドライン違反

 日本相撲協会の新型コロナウイルス対策ガイドラインに違反し、名古屋市のドルフィンズアリーナで開催中の大相撲名古屋場所から6場所出場停止処分を受けた朝乃山(27)=本名石橋広暉、富山県出身、高砂部屋=の大関陥落が10日、決まった。今場所はかど番で、同日発表の8日目取組にしこ名がなく、負け越しが確定した。9月の秋場所は関脇に落ちる。

 師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は今場所中も四股などの基本運動で汗を流していると状況を説明。再起する思いかと問われ、同親方は「もちろん、そうです。場所が終われば、またしっかり稽古をさせていく」と話した。

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