21歳・池江璃花子 リレーでまた日本新「本当に幸せなスイマー。生きてて良かった」
「競泳・サマーチャレンジ記録会」(4日、さがみはらグリーンプール)
東京五輪女子日本代表の池江璃花子(ルネサンス)が4日、非五輪種目の女子200メートルリレーに、日本代表チームの400メートルリレーメンバー(五十嵐千尋-池江-酒井夏海-大本里佳)と出場し、1分39秒67の日本新記録を樹立した。3日にマークした1分39秒82を0秒15更新。21歳の誕生日を迎え「本当に幸せなスイマーだなと思った。生きていて良かった」などと話した。
第2泳者として3日に樹立した日本記録をさらに上回る新記録を樹立し、ガッツポーズで喜んだのもつかの間。「ハッピーバースディ」の音楽が場内に響くと、池江は口元に手を当て、目を潤ませた。「日本一か世界一か分からないけど、本当に幸せなスイマーだなと思いました」。会場から注がれる拍手に、喜びがあふれた。
1年前は、まだプールに戻ったばかりだった。「やっぱり、よく頑張ってきたなって気持ちにもなるし、ああ生きててよかったって素直に思う」と池江。「病気をずっと引きずっている自分と、アスリートになった自分の両方を経験したハタチ。バタバタしたけど、今までで1番充実していた1年でもあった」と振り返った。
日本代表として迎えた21歳。1年の重みを知るからこそ、高みへと返り咲く強い意志は揺るがない。「3年後のパリで、個人で活躍できればいい」との考えがぶれずにあるからこそ「リレーは好きな種目でもあるので。個人のことを考えずに、リレーに集中して楽しみたい」と池江。「世界のレベルが非常に高いので、決勝に残るところ、予選から日本記録で泳ぐことを意識して泳ぎたい」と迫り来る東京を見据えた。
そして「22歳になった時、誰にも負けないような強い選手になれるように。21歳は色んな経験を代表でして、これからの競技人生につなげていけたら」。しのぎを削った世界の仲間と再会する日を心待ちに、池江がTOKYOへと向かう。




