五輪組織委・橋本聖子会長「組織委としては無観客覚悟」まん防延長で観客上限再検討に

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)は2日、都内で定例会見を行った。

 政府は新型コロナウイルス感染拡大の状況から、11日が期限となっている東京都などに発出されているまん延防止等重点措置について、延長の方向で調整に入っている。6月に「収容人員50%、1万人まで」に決定した五輪の観客上限については、無観客や5千人に半減する案も政府内で浮上しており、大会組織委員会などはチケット再抽選発表を6日から延期する検討を始めた。

 橋本会長は「(まん延防止措置などが)まだどのようになっていくのか分からない」としながら、「組織委としては無観客を覚悟しながら、どのように示されるかということになる」と説明した。最終決定は来週のIOC等との5者協議で決定となる見込みだ。

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