18歳・北園丈琉 史上最年少金へ“栄光の架け橋”名乗り 鉄棒最終演技「やりたい」

 体操男子で東京五輪代表の北園丈琉(18)=徳洲会=が30日、練習拠点としている大阪市内の母校・清風高で練習を公開した。連覇の期待がかかる体操男子団体。日本体操史上最年少金メダルの期待もかかる18歳は、鉄棒の最終演技者に名乗りを上げた。

 北園の記憶の中で、最も印象に残る体操の歴史的名場面は04年アテネ五輪団体金メダル、鉄棒最終演技者の冨田洋之の“栄光の架け橋”のシーン。「みんなやりたいって言ってます。僕も思ってます。(試技会から)演技で魅せている感じ」。全員が初出場の若きチームは血気盛ん。極限の重圧がかかる大役も、最も“おいしい”役回りとしてアピール合戦を繰り広げている。

 4月の全日本選手権で鉄棒から落下し、両肘のじん帯を負傷。右肘は剥離骨折も負った。それでも最終選考会の6月全日本種目別ではほぼ完璧な演技を並べて、奇跡の代表入りを果たした。「ワクワクドキドキしている。団体優勝を第一に考えて、自分の体操をやりきりたい」。“何かを持ってる”18歳。連覇の主役を演じても不思議はない。

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