体操 史上最年少金メダル懸かる18歳北園丈琉 “栄光の架け橋”役名乗り

 体操男子で東京五輪代表の北園丈琉(18)=徳洲会=が30日、母校で練習拠点としている大阪市の清風高で練習を公開した。連覇の期待が懸かる体操男子団体。16年リオ五輪団体金メダリストの白井健三が持つ19歳11カ月を超える日本体操史上最年少金メダルの期待も懸かる18歳は「ワクワクドキドキしている。団体優勝を第一に考えたい。自分の体操をやりきるのが目標」と意気込んだ。

 4月の全日本選手権では予選1位通過だったが、決勝では鉄棒の離れ技で落下。両肘のじん帯を負傷。右肘は剥離骨折も負った。それでも最終選考会となった6月の全日本種目別では、ほぼ完璧な演技を並べて奇跡の代表入りを果たした。

 チーム最年少で、ムードメーカー役も担う18歳は大役にも名乗りを上げた。思い描くのは、04年アテネ五輪団体金メダル、鉄棒最終演技者の冨田洋之の“栄光の架け橋”のシーン。「アテネの着地が一番印象的。みんなやりたいって言ってます。僕も思ってます。(試技会から)演技で魅せてる感じ」。全員が初出場の若きチーム内での競争を勝ち抜き、歴史に残る名シーンを演出する。

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