橋本聖子会長が陳謝 行動管理中のコーツ氏と顔寄せ会話「非常に気をつけないと」

 橋本聖子氏
有明体操競技場を視察するIOCのジョン・コーツ調整委員長(左)と東京五輪・パラリンピック組織委の橋本聖子会長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が25日、都内で定例会見を行った。

 23日に橋本会長が、IOCのコーツ調整委員長らと有明体操場を視察した際に、新型コロナウイルス対策のプレーブック(規則集)に記載されている「十分な距離を保つ」ことをせず、コーツ氏と橋本会長が顔を寄せ会話していたと指摘され、「非常に気をつけないといけない」と、陳謝した。「当日を思い出したが、マイクの状況、イヤホンの調子が良くなく、聞こえず、近くで声を聞いてしまった」と説明。この他にも、数人がコーツ氏をハグで出迎える姿があったと指摘され「徹底した対策をお願いする以上、主催者がより行動管理をしなくてはいけない」と、襟を正した。

 15日に来日したコーツ氏は隔離を終えての初の視察だったが、11日間の行動管理期間中だった。

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