男子バレー五輪代表12人発表 西田は負傷後初フル出場「五輪までに完成した自分で」

 「バレーボール・ネーションズリーグ、日本3-0ブルガリア」(21日、リミニ)

 1次リーグが行われ、日本がブルガリアに3-0(25-23、25-18、25-14)のストレート勝ちを納めた。男子代表はこの日の試合前に東京五輪に臨む12人が発表された。

 五輪メンバーに選出されている西田有志(21)=ジェイテクト=が今大会初の先発出場で23得点と大暴れした。5月の右足首ねんざから今月16日のポーランド戦で途中出場での実戦復帰を果たし、この試合が負傷後初のフル出場。「今までやってきたことをまた一緒のようにできるかといったらできるところが少ないけど、新しく自分の中で得られるものはたくさんある。そこを突き詰めて五輪までに完成した自分で挑みたい」とさらなる成長を誓った。

 また、この日は東京五輪代表メンバー12人が発表された後の試合となり、「ネーションズリーグを経てやってきたメンバーで一緒にやれなくなる人もいる。その中でこの勝ちをとれたのはうれしかった」と西田。今大会は残り2試合となったが「できることをプラスにして、完成したチームの中で五輪を戦っていけるようにこの2試合を大切にしていきたい」と話した。

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