貴景勝「先場所以上の体に」名古屋場所へ、ぶつかり稽古で汗

立ち合いの確認を行う貴景勝(右)=代表撮影
若い衆の稽古をみる貴景勝(右)と隆の勝(左)=代表撮影
重りを使い押しの動作を繰り返す貴景勝(代表撮影)
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 大相撲の大関貴景勝(24)=常盤山=が8日、都内の部屋で四股、スクワットなど基礎運動を入念に行い、ぶつかり稽古で汗を流した。名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)は東京五輪の影響で通常より1週間早い日程。「早く体ができるに越したことはないので、焦らずにやっていきたい」と話した。

 先場所はV3こそ逃したが千秋楽、決定戦に持ち込む激闘を演じた。大関陣では優勝した照ノ富士に次ぐ、安定感がある。

 雪辱のV奪還へ向け調整も順調。「徐々に体も膨らんできて、先場所以上の体にして、また実戦をやっていくという感じ。あまり先を見据えて、ということはない。今日はこれができたから明日はこれをやろうとか、今日この段階までやったから明日はこの段階とか。近いところをみてやってます。毎日同じことやっても体の調子も違うし、ケガとの付き合いもあるので。自分の体の状態に常にアンテナを張って、ちょっとでも何か変わったことがあったらすぐに気がつけるようにしておかないといけない」と気を引き締めた。

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