サーフィン・五十嵐カノア、五輪前哨戦に自信「準備ができています」

 東京五輪新種目のサーフィンの五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、エルサルバドル)は29日に開幕し、日本代表選手がオンラインで記者会見を行った。五輪代表権を条件付きで持つ五十嵐カノア(23)=木下グループ=は「(直前まで)大会もあったので、準備ができています」と自信をのぞかせた。

 日本サーフィン界の第一人者が“五輪前哨戦”に挑む。今大会に出場すれば五輪代表権が確実となるが、「良い結果を出すことがチームのサポートになる。みんなを盛り上げたい」と活躍を誓った。

 新型コロナ下は米カリフォルニア州とポルトガルで過ごした。海に入れない期間もあったが、「ゆっくりしていた。いいレスト(休息)の時間だった」と前向きに考えた。充電期間があった分、「エネルギー100パーセントで頑張ります」と気合も十分だ。

 東京五輪については不透明な状況が続くが、「コントロールできないこと」と冷静に捉えている。「僕はオリンピックの準備はできてるので、自分のことに集中する。コントロールできないことはエネルギーを使わないで、1つ1つ、1日1日の目標を考えて集中してる」。目標の五輪金メダルへ、まずは五輪切符を確実なものにする。

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