丸川珠代五輪相、米国の日本への渡航中止勧告の影響否定「影響見込まれない」

 丸川珠代五輪相(50)が25日、閣議後の定例会見を行った。米国務省が新型コロナウイルスの感染状況を理由に、日本に対する渡航警戒レベルを4段階で最も厳しい「渡航中止・退避勧告」に引き上げたことを発表。同国の五輪・パラリンピック委員会は米国代表の五輪出場に影響はないとの声明を出したが、開幕まで残り2カ月を切った中、いまだ国内外で中止論が根強い大会への影響が懸念される。

 丸川五輪相は「今回の措置は予防的な措置。必要な場合の渡航までは禁止されていない。欧州でもイギリス以外はレベル4となっている。米国五輪委も『影響はない』としている。私どもへも影響は見込まれない」と、影響を否定した。

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