丸川五輪相 大会関係者へも無償ワクチン提供を発表 選手団と合わせ2万人分
丸川珠代五輪相(50)が25日、閣議後の定例会見を行った。東京五輪・パラリンピックでIOCが無償提供する米製薬大手ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンが、日本選手団以外の一部ボランティアや通訳、審判員ら大会関係者にも提供されることを発表。2500人分と見込まれる日本選手団分も含め、約2万人分となり、選手との接触具合に応じ、具体的な対象を決定する。
丸川五輪相は「日本選手団についてはチームドクターによる接種で、6月上旬を目途にナショナルトレーニングセンターで実施する。また一体となって活動する大会関係者の接種を検討する。主催者として安全安心の開催実現に向けて、審判や、選手と接触するスタッフへの接種を調整していきたい」と、説明した。