照ノ富士まさか!反則で初黒星 投げた際にまげつかむ 貴景勝、遠藤が2敗で追走

 妙義龍のまげをつかみ、反則負けとなった照ノ富士(左)(撮影・出月俊成)
 妙義龍のまげには照ノ富士の指が引っかかっていた(撮影・出月俊成)
 反則負けに肩を落とす照ノ富士(撮影・出月俊成)
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 「大相撲夏場所・11日目」(19日、両国国技館)

 大関照ノ富士(伊勢ケ浜)は妙義龍(境川)と対戦。まさかの反則で初黒星を喫した。

 立ち合いで左下手に手がかかったが、すぐに巻き替えられてもろざしになられた。それでもかまわず左からの豪快なこて投げで裏返しにした。だが、投げた際に相手のまげをつかんだとして物言いがついた。

 協議の結果、照ノ富士の師匠で審判部長を務める伊勢ケ浜親方が「まげをつかんで引っ張っており反則として妙義龍の勝ちと致します」とアナウンスした。

 照ノ富士は12日目は阿武咲(阿武松)と対戦する。

 大関貴景勝(常盤山)は関脇高安(田子ノ浦)と対戦。過去の幕内対戦成績6勝7敗とほぼ互角の相手を下し2敗を守った。

 低い立ち合いから頭で当たり、突っ張り合い。突き返されて一瞬下がったが、そこから挽回。怒濤(どとう)の突きで最後は送り出した。左下唇から血をにじませる激闘を制した。

 12日目は8勝3敗と好調の逸ノ城(湊)と対戦する。

 遠藤(追手風)は千代大龍(九重)を押し出しで破り2敗を守った。12日目は琴恵光(佐渡ケ嶽)と対戦する。

 朝乃山(高砂)は隆の勝(常盤山)に土俵際まで攻め込まれながら逆転のすくい投げで7勝目を挙げた。

 11日目を終えて1敗が照ノ富士、1差2敗が貴景勝と遠藤の2人。

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