内村航平、15・333点で東京五輪へ第3関門突破も満足せず「完璧な演技を」

 「体操・NHK杯」(16日、ビッグハット)

 東京五輪代表選考会を兼ねて男子が行われ、鉄棒に絞って4大会連続の五輪出場を狙う内村航平(32)=ジョイカル=は、H難度のブレトシュナイダーを含めすべての離れ技を成功させ、15・333点をマーク。日本協会が作成した現状の暫定世界ランキング得点の1位得点(14・933点)を0・2点以上上回り、4月の全日本予選、決勝に続き第3関門を突破した。

 それでも演技に納得はせず。着地後、少し首をひねり、口を真一文字に結んだ。「まあ自分が目指していたものとは違ったが、ミスなくやれたのはよかったのかなと。練習ではもっといい演技ができている。それが試合で出来ていない」と、振り返った。

 日本体操男子史上2人目の4大会連続五輪へ、残るは6月全日本種目別の予選、決勝。まず序盤3演技をしっかりとまとめきったことで、着実に前進してきた。ただ、五輪については「全然考えてない。そんな間もなく演技振り返ってる」と、意識せず。「1番目指してるのは完璧な演技。人がみて完璧な演技というより、自分が納得する演技を」と、見据えた。

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