25日に閉幕した体操の欧州選手権(バーゼル=スイス)でザラ・フォスら女子のドイツ勢がレオタードではなく、足首までを覆う「ボディースーツ」で演技して注目を集めた。スポーツ界で近年、女性アスリートが性的な画像や動画を拡散される被害が相次いでおり、同国協会はこのような問題に抗議する意味を込めたと説明した。ロイター通信が報じた。
体操の女子選手は一般的にレオタードを着用するが、脚を覆う衣装でもルール上の問題はないという。
今回の新たな試みに対し、他国の女子選手からは賛同の声が上がるなど反響を呼んでいる。