女子バレー・中田監督が東京五輪でのメダル獲得へ抱負「わが道を行く」

 東京五輪でのメダル獲得を目指す女子バレーボールの日本代表「火の鳥NIPPON」が19日、オンラインで記者会見を行った。中田久美監督(55)は、五輪シーズンのスローガンを「わが道を行く」と話した。

 指揮官は抱負を書いたボードを掲げた。「我(自己)が道を行く、和(日本)が道で開く、輪(選手、スタッフ)が道で勝つ」。意図は「世界と同じことをやってては勝てない」と説明。日本代表の状況については「五輪延期で戦力と考えた選手が引退したり、プラスだけでないのが正直な所」としつつ、「若手が強化できてるのが、プラス」と話した。

 今後は、中国との国際親善試合(5月1日~2日、有明アリーナ)、ネーションズリーグ(5月25日開幕、イタリア)で競技力を磨き、6月末に東京五輪代表を決定する。日本代表は24人だが、そこから五輪代表に選ばれるのは12人。狭き門に、指揮官は「世界に勝つために何が必要なのか自ら考えることが最低条件」と強調。主将の荒木絵里香(36)=トヨタ車体=も「常に世界のチームを意識して取り組んでいきたい」と力を込めた。

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