羽生結弦がエキシビ「花は咲く」披露 “星空”の下「希望や勇気」「何かの光に」

エキシビションで演技する羽生結弦(代表撮影)
エキシビションで演技する羽生結弦(代表撮影)
「花は咲く」を滑る羽生結弦=18日、大阪市丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(18日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子で、ソチ、平昌五輪金メダルの羽生結弦(ANA)は、エキシビションで東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を演じた。

 演技の前には自らマイクを取り「さまざまな困難があった中、こうしてこの場にいます。みんなで今シーズン最後にここで滑れたことを、本当にうれしく思います」と感謝。「僕たちが今日滑った演技から、希望や勇気、そして、苦しい中、何かの光になれることを願っています。今日は本当にありがとうございます」と語りかけた。黄色が基調の衣装で、一輪の花を手に、優雅な舞を披露した。

 また会場のファンは、コンサート会場のペンライトのようにスマートフォンのライトを照らし、星空のような演出が輝いた。

 この日のオンライン取材でも、羽生は東日本大震災後のシーズンとコロナ禍で迎えた今季とを重ね合わせ「僕が応援している立場じゃなく、応援されているんだって、今回すごく感じられた」「自分が滑ることで何かの意味をちゃんと見いだしていければ、それは自分が存在していいのかなってちょっと思いました」と語っていた。

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