アイスダンス小松原組の躍進に羽生の“金言”「緊張するタイプなので…」

 エキシビションで演技する小松原美里(右)、小松原尊組=丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
 エキシビションで演技する小松原美里(左)、小松原尊組=代表撮影
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 フィギュアスケート「世界国別対抗戦」(丸善インテックアリーナ大阪)から一夜明けた18日、出場選手のオンラインによる記者会見が行われた。アイスダンスでリズムダンス(RD)、フリーダンス(FD)とも5位の小松原美里(28)、小松原尊組(29)=倉敷FSC=は、FDで初の100点台を出し、自己ベストを更新した。

 「今大会はみんな五輪の団体戦を意識していた」と美里。「アイスダンスは、若干上がってきているとはいえ、世界ではわりと下の方なので(上位国が集まった)今回、最下位じゃなかったのは大きい」と手応えをつかんだ。

 また、尊はチームメートの羽生結弦から昨年末の全日本選手権でもらった助言に触れ、世界選手権や今大会でもその存在の大きさを感じたという。自身のツイッターでは、羽生から「心に光があるので、どんなことがあってもあなたのスケートは変わらない」という趣旨の言葉をもらったとつづっていた。

 尊は「いつも私が緊張するタイプなので、(羽生に話を)聞きたいなと思っていて、アドバイスをもらった」と説明。「WTT(世界国別対抗戦)に一緒に出たことがないので、今回も楽しかった」とチームメートとしての時間を振り返った。

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