宇野昌磨 2度転倒6位「覚悟を決めきれなかった」

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 2大会ぶりの優勝を目指す日本は、男子フリーで五輪2連覇の羽生結弦(26)=ANA=が193・76点で2位に入った。平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車=は164・96点で6位。世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)は203・24点で1位だった。日本は総合3位につけた。

 SP9位の宇野は、フリーも2度の転倒があり164・96点と低迷した。フリーで投入を予定していた冒頭のトリプルアクセル-4回転トーループの2本目で転倒し、ほかのジャンプも転倒や回転が抜けるなどのミスが続いた。当初は世界選手権で今季を終えるつもりだったといい「この大会に向けていい演技をするという覚悟を決めきれなかった自分が悔やまれる」と反省しきり。「いい形で終わらなかったことをプラスにつなげたい」と必死に来季へ視線を向けた。

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