鈴木聡美は3大会連続五輪の夢散る…ロンドンのヒロイン「心の弱さ」「全力出してスッキリ」

 鈴木聡美
決勝で力泳する鈴木聡美=東京アクアティクスセンター(撮影・高部洋祐)
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 「競泳・日本選手権」(8日、東京アクアティクスセンター)

 女子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、12年ロンドン五輪銀メダリストの鈴木聡美(30)=ミキハウス=は2分27秒22で7位に終わり、3大会連続の五輪代表入りを逃した。

 鈴木は予選首位通過したものの、準決勝は7位で通過。決勝では果敢に序盤から飛ばしたが、勝負どころで失速した。「前半積極的にいったのは予定通り。気持ちのコントロールがうまくいかなかった。コンディションは疲労や痛みはなかった。8、9割は私が原因。この1年は本当にたくさん悩んだし、練習に打ち込めて、正直今の泳ぎができるようになったのは3月のアタマぐらいから。練習は裏切らない。私の心の弱さが招いた結果」と、スッキリとした表情で振り返った。東京五輪の夢は潰えたが、「達成感はあるし、全力を出してスッキリしている。代表にはなれなかったが、最後の50メートルも全力で、日本選手権を終えたい」と、語った。

 鈴木は12年ロンドン五輪の100メートルで銅メダル、200メートルで銀メダルを獲得し、日本競泳界女子初の1大会の個人種目で複数メダルを獲得した。

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