高梨沙羅、7位で総合V逃す W杯ジャンプ女子最終戦

 【ベルリン共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は28日、ロシアのチャイコフスキーで個人最終第13戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は126メートルの109・4点で7位にとどまった。個人総合首位から2位に転落し、4季ぶりの総合優勝を逃した。

 強風のため2回目の途中で打ち切りとなり、1回目の成績で順位を決定。3位に入った21歳のニカ・クリジュナル(スロベニア)が初の個人総合女王に輝いた。19歳のマリタ・クラマー(オーストリア)が146・5メートルで4連勝し、今季7勝目、通算8勝目を挙げた。

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