【ベルリン共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は20日、ロシアのニジニタギルで個人第10戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は合計224・1点で2位に入った。表彰台は通算107度目で、男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)が持つジャンプの歴代最多記録にあと1と迫った。
高梨は1回目に92・5メートルを飛んで4位。2回目は95・5メートルまで伸ばして順位を上げた。マリタ・クラマー(オーストリア)が96・5メートル、96メートルの232・1点で今季4勝目、通算5勝目を挙げた。