宇良が休場 炎鵬との“業師対決”制すも、左ふくらはぎ肉離れ

宇良
8日目、物言いがついたものの、押し倒しで炎鵬(左)を破った宇良(撮影・高石航平)
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 「大相撲春場所・9日目」(22日、両国国技館)

 元幕内の十両宇良(28)=木瀬=が9日目の22日、日本相撲協会に休場を届け出た。「左腓腹(ひふく)部肉離れで3月22日より3月場所の休場を要する」との診断書を提出した。8日目の21日、炎鵬(宮城野)戦で左ふくらはぎを痛めた。12回目の休場となる。

 宇良は2度の右膝手術を行い、一時は序二段まで降下。長いリハビリを乗り越え、昨年11月場所、16場所ぶりに関取復帰して9勝6敗。先場所は10勝を挙げ、今場所、東十両7枚目に番付を上げていた。8日目、炎鵬との注目業師対決を制すなど、今場所を盛り上げていただけに、残念な離脱となった。

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