ハンドボール男子、東京五輪へ国内で強化合宿 指揮官「ベストな準備をしたい」

 今夏の東京五輪で33年ぶりに五輪出場するハンドボール男子代表「彗星ジャパン」のダグル・シグルドソン監督(47)が17日、18日から始まる国内合宿を前にオンライン会見を行い、「五輪に向けてはベストな準備をしたい」と語った。

 彗星ジャパンは1月の世界選手権(エジプト)で24年ぶりに1次リーグを突破するなど健闘。シグルドソン監督は大会前の練習試合も含め「コンスタントに力を発揮できた」と振り返り、その後の日本リーグのプレーオフでも「日本リーグのレベルは確実にアップしているし、(代表選手は)自信を持ってプレーしてくれている」と評価した。

 今合宿の前半は今季日本リーグを制した豊田合成で実施する。「外国人の選手もいるので、彼らの胸を借りてトレーニングをしたい。それが今現時点でのベストな強化の方法と思っている」。コロナ禍により、今後も海外遠征や国外合宿の実施は難しい状況が続くが「スケジュールに関してはフレキシブルに、柔軟に考えている」と話した。

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