NTTドコモのNZ代表ペレナラ躍動 対戦相手の田中史朗には日本語で「家族はどう?」

 トライも決め勝利に貢献したNTTドコモ・TJ・ペレナラ(撮影・三好信也)
前半、攻め込む田中(撮影・三好信也)
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 「ラグビー・トップリーグ、NTTドコモ26-24キヤノン」(21日、町田GIONスタジアム)

 NTTドコモは、キヤノンを破って開幕戦を白星で飾った。ニュージーランド代表SH、TJ・ペレナラは先発出場。日本デビュー戦で1トライ“1アシスト”と躍動した。

 大きな拍手が起こったのは、6-14とリードされて迎えた後半18分だった。パスを受けたペレナラが突破してTL初トライを奪った。「9番は常にボールの近くにいることが仕事」と代表69キャップのSHにとっては特別なことではなかった。

 13-17の同26分には、自らが中央で持ち上がり、フランカー李智栄へラストパス。トライも演出した。ヨハン・アッカーマンヘッドコーチも「コントロールすべきところをコントロールしてくれた」と目を細めた。

 チームは後半ロスタイムのラストプレー、SO川向瑛の逆転PGで試合を決めた。

 ペレナラは試合中、終始笑顔で仲間に声をかけ続けた。相手の日本代表SH田中史朗とも勉強中の日本語で「家族はどうか?」や「出身はどこ?」と会話する余裕も見せ、勝利に貢献。これまでのTL最高成績は、2014-15シーズンの11位で下位に沈み続けるNTTドコモに救世主が現れた。

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