瀬戸大也まさか3位「こんなんじゃ話にならない」400M個人メドレー 復帰2戦目

男子400メートル個人メドレー決勝で3位に終わり、引き揚げる瀬戸大也=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
男子400メートル個人メドレー決勝、レースを終えタイムを確認する瀬戸大也(左)=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
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 「競泳・東京都オープン」(20日、東京辰巳国際水泳場)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、不倫問題で昨年末まで活動停止処分を受けていた瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=は4分20秒41で3位だった。1位通過した予選(4分17秒80)より2秒61、5カ月ぶりの復帰戦となった今月4日のジャパンオープン同種目決勝(4分12秒57)より7秒84タイムを落とした。

 瀬戸は1種目目のバタフライで先頭に立つも、序盤から予選タイムを下回る展開。3種目目の平泳ぎで井狩裕貴(イトマン近大)に先頭を譲ると、最後の自由形にさしかかる頃には宮本一平(法大)にも抜かれ、なんとか3位でフィニッシュした。

 レース後は「かなり疲労感がある中だったが、素直に勝ちたかったので負けてしまったことは残念」とし「175(メートル)らへんで体が止まってしまった。練習の延長という感じでレースをしつつ、試合はすごく大切なので集中していったが、なかなか体が言うことを聞いてくれなかった」と振り返った。また「こんなんじゃ話にならないので。現状を受け止めて、やるべきことをまず明日しっかりやりたい」と語った。

 瀬戸は昨年9月に不倫問題を報じられ、日本水連から年内活動停止処分を受けた。今月初旬のジャパンオープンで5カ月ぶりに実戦復帰。今大会が騒動後の2戦目となったが、タイムを伸ばすことはできなかった。21日は200メートル個人メドレーと200メートルバタフライにエントリーしているが、「(1種目に)絞る」と瀬戸。200メートルバタフライに集中して泳ぐ予定と明かした。

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